紛争の内容 被相続人は90代のおばあ様で、独身の娘と自宅で同居していました。 いずれも高齢のため、生活に苦労する部分がありましたが、遠縁の親戚の方が通って面倒を見る等、2人の生活を支えていました。 しかしながら、あるとき・・・
「相続問題 解決事例」の記事一覧(6 / 19ページ目)
不在者財産管理人として、相続人として遺産を受け取るべき立場であった行方不明者を代理して、遺産分割調停に参加し、その後行方不明者を発見して、財産を返還した事例
紛争の内容 裁判所から、行方不明者の財産を管理する不在者財産管理人に選任されました。行方不明者は相続人として遺産を受け取るべき立場でありましたので、遺産分割調停に参加しました。 交渉・調停・訴訟等の経過 遺産は、不動産と・・・
交渉により、遺留分侵害額請求の請求額を減額できた事案
紛争の内容 本件依頼者は、遺言により、被相続人である母から多額の財産を単独で取得しました。 しかし、依頼者には実は弟がおり、その弟から遺留分侵害額請求がなされてしまいました。 交渉・調停・訴訟等の経過 弟の遺留分を侵害し・・・
遺産分割事件において、被相続人死亡時の遺産のみならず、死亡前に引き出された預貯金相当額について、不当利得返還請求訴訟によることなく、遺産分割調停のみで解決し、依頼者相続人それぞれ1000万円の支払いを受けることができた事例
紛争の内容 依頼者の御尊父は、生前、依頼者の兄の下で生活をしており、依頼者の兄が御尊父の財産の管理を全て行っていました。御尊父が亡くなられて相続が発生したにもかかわらず、依頼者の兄は、依頼者に対し、御尊父の通帳の一部しか・・・
不在者財産管理人事件
紛争の内容 平成29年、昭和47年に婚姻した夫婦の夫がお亡くなりになりました。この夫婦には子供がありませんでしたことから、相続人は、配偶者である妻と、夫の兄弟姉妹という第3順位の相続人です。 夫の兄弟の一人が申立人となっ・・・
兄弟の相続人となり相続放棄をした件
紛争の内容 ご依頼者A様の、兄が亡くなりました。 兄には妻と子がおらず、親も亡くなっているので、兄弟であるAさんに、相続が回ってきました。 兄弟は疎遠であったので、借金がいくらあるかもわからないということで、相続放棄のご・・・
両親のそれぞれ自筆証書遺言があり、遺言の検認期日後に改めて、亡父遺言については遺留分減殺請求を、亡母遺言については遺留分侵害額請求をし、示談を交わした事例
紛争の内容 両親は、定年退職後年金生活を送っていたところ、中国地方にある不動産を売却処分し、二女のもとに引っ越し、しばらくして、父が施設に入所し、その後、死去しました(一次相続の発生)。 この際、配偶者である母と二人の子・・・
被後見人がお亡くなりになるまで、成年後見業務を行った事案
紛争の内容 被後見人(男性)は、認知症の症状が出始め、その頃同居する親戚家族に通帳等の財産関係一式を取られてしまいました。 あるとき、被後見人が体調を崩し、救急搬送されましたが、その後の治療について親戚家族が継続を拒否し・・・
前妻との間の子からの遺留分侵害額請求に備えて公正証書遺言を作成した事案
紛争の内容 Aさんは、高齢になってきたことから、自分の死後の遺産分けについて考えるようになりました。 親族関係は、妻B、子C、それに前妻との間の子Dがいます。 遺産は、自宅マンション、それとは別の場所にある土地、預貯金や・・・