紛争の内容
依頼者は4人きょうだいの一人でした。長男が財産的価値のある財産全てを相続し、いわゆる「負動産」を共有させる極めて不当な遺産分割を内容とする調停を申し立ててきました。

交渉・調停・訴訟等の経過
長男以外の相続人が一枚岩とならないと適切な結末にたどり着けないことが想像されました。他方、きょうだいそれぞれの代理人は協同戦線を取ることに積極的ではありませんでした。そこで、私が音頭を取り、長男以外の相続人全員の目標を同じくさせるべく調整を図ることにしました。

本事例の結末
調整の結果、相続人が一枚岩となり、好き勝手ばかり主張する長男を追い詰めることに成功し、適切な解決をすることができました。

本事例に学ぶこと
複数の相続人がいる遺産分割事件では、それぞれが思いを持っており、コンセンサスを得ることが困難なことがあります。本件も途中まではそのような状況が続き、調整に調整を重ね、無事適切な解決をすることができた事例となりました。

弁護士 平栗 丈嗣